クーザンスの鍋・80年代のパンフレット

30年ほど前だと思われる鍋の箱奥から、当時のパンフレットがそのままでてきた。

クーザンスは1553年、Jeham Barisien氏がcousances地方の領主に小麦の大樽7個を献上し、
その名と紋章を名乗ることを認可されたブランド。だそう。
(現在はルクルーゼ社に買収合併、ロゴも一新したので紋章の権利は関係ないと思われる)
紙の折りたたみ式パンフには鍋の種類もたくさん並ぶ。
フランスの家庭料理に必要な鍋類の一式がそこにはラインナップされていた。
もとは砲弾や刀剣をつくる鍛冶屋だったのだろう。ナイフ関係のカタログも充実。

クーザンスの鍋・スキレット16

型番2051・スキレット(Skillet)直径16センチ、重さ0.7kg
どんなに手荒に扱っても焦げ付かない。気軽に使える小型フライパンだ。

さくらんぼ





クーザンスの鍋・片手鍋16

型番2507・片手鍋Poelon avec couvercle。直径16センチ、重さ1.7kg。
これで毎度2合の米を炊く。我が家にはこれ以外の炊飯器は存在しない。

クーザンスの鍋・ココットデュッフ ロンド

クーザンス(COUSANCES)はフランスのル・クルーゼ社傘下に合併された鋳物メーカー。
独特な形状のフタにより、無水調理ができるというデュッフ鍋が有名だった。
型番2581・丸形デュッフ(cocotte Doufeu ronde)直径24cm、容量4.5リットル、重さ4.7kg。
フタだけで2.1kgもある重さに怯み、出番は少ないが、ここぞという煮物には頼れる存在だ。

自分好みの半熟玉子

自分好みのゆで玉子を作るのは意外と難しい。写真のような半熟を作るための備忘録。
A:湯が沸いたら弱火→玉子投入6分→火を止め1分→水にとって3分。
B:水の鍋に玉子投入、中火→沸騰して火を止めフタ→放置20分。